ESTA（Electronic System for Travel Authorization: 電子渡航認証）とは、2009年1月12から、アメリカにビザなしで入国する方全員に義務付けられたものです。

それまで何も必要なく出国できていたことを考えると、渡航者には申請しなければならないという負担が増えることになります。

ESTAが必要な方

短期商用・観光等の90日以内の滞在目的で旅行する方が対象です（アメリカで乗り継ぎする場合も含まれます ）。

つまり、査証（ビザ）は免除されている方、以前でしたがビザ不要でアメリカに入国できていた方が対象です。すでに留学、就労等のビザをお持ちの方は、ESTA申請をする必要はありません。

ESTAに必要な手続き

アメリカ行きの飛行機や船に乗る前に、オンラインでこの渡航認証を受ける必要があります。その際にクレジットカードで費用を払う必要があります。

このESTAの認証を事前に取得していないと、搭乗や入国を拒否されますので、必ず行なって下さい。

ESTAに必要な費用

一人当たり14アメリカドルが必要です。

ESTAの有効期間

ESTAの認証を受けると2年間有効になります。

ただし、気をつけたいのは、パスポートの期限です。たとえあと1年の期限があっても、パスポートの期限日を持ってESTAも無効になります。また、パスポートに記載されている情報を変更し、パスポートが新しくなった場合もESTAの再申請が必要になります。ESTAを申請する前にパスポートを一度確認した方が良いかも知れませんね。