H-1Bビザについて
H-1Bビザ（専門職者ビザ）は、特殊技術や知識を持つ専門職に従事する外国人を対象とした専門職者ビザです。専門分野での学士号あるいは同程度の実務経験を持つことが条件です。H-1Bビザの年間発行数は、年間6万5000件と定められています。
H1B ビザはこんなひとが申請するビザです
・内米国の４年生大学を卒業後、米国に残って専門分野の職種で就職する外国人
・米国で就業を予定している専門分野の学士号を、米国外の大学で取得した外国人
・米国で就業を予定している専門分野について、一定以上の職務経験を持つ外国人
H1-B ビザの申請条件
・学士号以上の学位、または同程度の職務経験を持っていること
（職務経験3年＝4年制大学での修学1年分が目安)
・米国での就業内容が、１．の学位または職務経験の専門分野に該当すること
・米国籍の企業が申請者のスポンサーとなり、このスポンサー企業は、申請者に対して最低給与額を 保証すること
・免許を必要とする専門職の場合は、該当する免許を取得していること
H-1Bビザの有効期限
H-1Bビザの有効期限は、初回申請では3年間です。
このあと更に3年間の延長が認められ、通算6年までの滞在が可能です。滞在期限に達した場合、米国外 に最低1年間滞在しないと、HビザまたはLビザの再申請を行うことができません。 但し、労働許可を申請するか、移民ビザ申請を開始して１年以上経過している場合には、H-1Bビザ保持者の6年目以降の延長が1年づつ可能になります。
H-1Bビザ取得が難しい人にも取得チャンスがあるのがJ-1研修ビザ
H-1Bビザ取得には、専門性のある職種でかつ関連した学部を卒業している必要があります。基本的に理系は比較的取得が容易ですが、文系学部卒業者の取得は年々非常に厳しくなっているのが現状です。しかしそこで諦めてはいけません。J-1研修ビザの取得はH-1Bビザよりもはるかに易しく、給与をもらいながら研修生という形で米国で仕事が出来ます。